人生が輝くSDGs

大阪公立大学現代システム科学域 教育福祉学類編集委員会(代表 伊井直比呂)

2022年4月1日

せせらぎ出版

3,300円(税込)

人文・思想・社会

教育福祉学とは「人間の生活と発達の包括的な保障および支援に関する学」として、「人の誕生から老齢までの期間をとおして、一人ひとりの生と成長の尊厳性を追究するために、社会福祉学、保育学、教育学、社会学、健康科学、人権論、ジェンダー研究などを融合して新たな知的探究による社会づくりを目指す学問」であると定義している。 ー教育福祉学・各専門分野の研究は、持続可能社会の実現に向けてどのように貢献することができるかー 19人の執筆者が考察する。 目次 序文 教育福祉学と持続可能性(サステイナビリティ)との関係 第1部 SDGsと教育福祉  第1章 SDGsが目指す世界とその人権性  第2章 SDGsに貢献する〈ESD for 2030〉-「変容」と「ホリスティック・アプローチ」に焦点づけてー  第3章 SDGsを語る視座ー鳥山敏子の教育実践を通してー 第2部 SDGsからみた生涯の課題  第4章 子どもの「主体性」という謎  第5章 多様な子どもを包み込むインクルーシブ保育とはー障害の有無を超えてー  第6章 障害者アイデンティティとは  第7章 貧困をなくすために教育に何ができるか?-「貧困の連鎖」論の再考と「学校の力」-  第8章 社会的養護における教育福祉的アプローチとしての「ソーシャル・ペダゴジー」を考える  第9章 健康福祉の理念と実際  第10章 社会格差と健康格差  第11章 第8期市町村介護保険事業計画(2021 〜2023年度)に記された認知症高齢者施策に関する実証研究ー大阪府下市町村と7つの先進自治体における「小さな変化」の意味を考えるー  第12章 成人子と親との関係ー老親との同居意識に着目してー  第13章 反抑圧的ソーシャルワーク実践(AOP)における交差性概念の活用をめぐって 第3部 SDGsとさまざまな課題についての論考  第14章 当事者の心の側面:言葉・感情を置き去りにしないSDGsへ  第15章 メンタルヘルスにおけるオルタナティブ実践  第16章 ドイツにおける求職者基礎保障制度ー公的扶助制度の一例としてー  第17章 地域づくりと福祉をつなぐ取り組み  第18章 社会福祉法人の経営課題ーSDGsへの対応ー  第19章 ケアの倫理からの平等と尊厳の再考ー持続可能性とジェンダーー 目次再考(編集後記) 執筆者一覧

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