
子ども・若者が創るアウトリーチ
支援を前提としない新しい子ども家庭福祉
荒井 和樹
2023年9月25日
せせらぎ出版
1,980円(税込)
人文・思想・社会
アウトリーチとは「手をのばす」という意味です。 全国こども福祉センターは、名古屋駅前の繁華街やSNSなどで、子ども・若者に対して声をかけたり、スポーツや社会活動に誘って、つながりをつくる活動をしています。 際立った特徴は、団体のメンバーである子ども・若者自身が、子ども・若者に対して声をかけている点です。本書では、この新しいスタイルの児童福祉(子ども家庭福祉)の理念や活動内容を紹介しています。 ●福祉の届かない子ども・若者にアウトリーチし、つながりをつくる方法を紹介しています。 ●子どもを支援対象者としてとらえるのではなく、問題を発見し、解決に取り組む主体として認めることの重要性を示唆しています。 ●全国こども福祉センターが長年実践してきたアウトリーチを体系化し、方法論やスキルをまとめています。 ●現在の子ども家庭福祉の役割と課題をとりあげ、課題解決に向けた提言を行っています。 本書は2019年10月にアイエス・エヌから発売された『子ども・若者が創るアウトリーチ』をせせらぎ出版から再発行したもので、内容は同じです。(一部装丁、本文中のデータに変更あり) もくじ 第1章 全国子ども福祉センターについて 第2章 アウトリーチの5W1H 第3章 わたしがアウトリーチを始めた理由 第4章 アウトリーチの様々な目的・形態 第5章 子ども家庭福祉の役割と課題 第6章 アウトリーチの展開過程とスキル 第7章 メンバーたちへのインタビュー
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