名手直伝 剣道上達講座 2
剣道時代編集部
2014年4月30日
体育とスポーツ出版社
2,475円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
6人の剣道名手(八段範士)が公開する剣道上達の秘訣。中級者以上はここから基本と応用を見極め、さらなる上達に必須の一冊 (名手)末野栄二・濱崎満・遠藤正明・古川和男・船津晋治・石田利也 末野栄二 予測打ちを慎み、打突の機会に最短距離で打つ (1時限)攻めの大枠をつかむ 目的と手段を誤解していないか (2時限)出ばなを打つ 出ばなを狙っても打てない (3時限)引き出して打つ 応じ技への応じ技も身につける (4時限)きめをつくる 惜しい技は評価されない (5時限)稽古のかかり方 かかりの稽古が必要不可欠 (6時限)剣道の素朴な疑問20問20答 濱崎 滿 六つのポイントで出ばなをとらえて打つ (1時限)出ばなを打つ 打とうと思う前に打っていること (2時限)仕かけて打つ 打つことより崩すことを意識する (3時限)応じて打つ 出ばなを打つ感覚で応じる (4時限)一本に直結する素振り 正面素振りは額面部を打つこと (5時限)見取り稽古のコツ 苦手な相手の得意技を感じ取ること 遠藤正明 「よせる・みる・打つ」で会心の一本を決める (1時限)生きた構えをつくる 手の内がきまると足幅もきまる (2時限)剣先が走る素振りをする 錘を遠くにとばす要領で振る (3時限)攻めと崩しと打突 必要以上に攻めない (4時限)会心の面を打つ 打突直前のスピードは全速力で (5時限)反射で小手を打つ とくに左足の踏み切りが重要 (6時限)稽古・試合・審査の心得 気のため、身体のためが重要 古川和男 腰始動で間合を詰め、会心の一本を決める (1時限)基本動作 こうして一拍子の打突を身につける (2時限)面打ち 三段階の稽古で会心の面を打つ (3時限)小手打ち 絶妙小手は足腰で打って決める (4時限)突き こうして三つの突きを身につける (5時限)胴打ち 両手で打突部位を正確に打つ (6時限)稽古法 素振り・打ち込み・切り返しはこう行なう 船津晋治 表裏を使い、間合を緻密に詰めて先を取って打つ (1時限)攻めの基本 表裏の攻めを使い分ける (2時限)面打ち 攻めて打つ、引き込んで打つ (3時限)小手打ち 近い打突部位こそ気力を充実させる (4時限)小手・面打ち 小手も面も百パーセントの力で打つ (5時限)胴打ち 気を充実、剣先をゆるめて面をさそう (6時限)稽古法 ここに注意して基本稽古を行なう 石田利也 左手・左足・左腰に注意、右足の運用で相手を崩す (1時限)攻めの基本 左足は軸足、右足の運用で相手を崩す (2時限)面打ち 肩を意識して小さく鋭く打つ (3時限)小手打ち 竹刀の身幅分だけ移動させて打つ (4時限)胴打ち 注意すべきは体さばきと竹刀の角度 (5時限)稽古法 こうして一本に直結する稽古をする
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