詩集 剣道みちすがら

国見 修二

2016年12月21日

体育とスポーツ出版社

1,375円(税込)

人文・思想・社会

剣道は強いものは強く、弱い者は弱いのである。年上の人でも、若い人でも相手が強ければイチコロニ負けてしまう。それが普段の生活には無い魅力と感じている。そして長く続けられるのもいいし、練習後の面を外した時の爽快感、充実感は何物にも代えがたいものである。(中略) 剣道は誰もが強いわけではない。剣道をやっているからと言って、皆が自信をもって生活できるわけでもない。ましてや私のように、全てを剣道に捧げることができず、試合も弱く、その中でもがいている者もいる。そのもがきの精神状態を詩に表現して見た。読んでいただければ、それはそれでまた少しは意味があるのかもしれない。勝者の背後に敗者がある。しかし敗者もまた、明日に向けて共に出発しなければならない。そんな時、この詩集の1行の言葉が頭の隅によぎってもらえばそれだけで嬉しい。また一からの素振りである。 (「後書き」より)   ◎一部  〇素振り1  〇素振り2  〇素振り3  〇小さな(素振り4)  〇剣先1  〇剣先2  〇剣先3  〇剣先4  〇審査1  〇審査2  〇審査3  〇審査4  〇審査5  〇竹刀1  〇竹刀2  〇竹刀3  〇小手  〇面  〇胴  〇垂れ  〇ネーム ◎二部  〇試合  〇弱いぼく  〇適わない  〇まっすぐな君  〇眼  〇視線  〇壁  〇足  〇手  〇蹲踞  〇踵  〇初稽古  〇納会  〇想い  〇木の根  〇まっすぐに  〇台湾の君  〇赤樫の木刀  〇ぼくは  〇風  〇身を持って  〇ままならぬ  〇出会い

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