
雑誌王は不動産王
講談社野間清治の不動産経営法
市原 徳郎
2020年7月15日
展望社
1,760円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 美容・暮らし・健康・料理
講談社創業者、野間清治の評伝。 不動産王への歩みと出版事業拡大の変遷 野間清治が取得する不動産の目の付け所や当時の地主、屋敷、庭園、著名な別荘地の様子が描かれている。また、講談社の本社をなぜ音羽に置いたのか、社屋はどんな思いを込めて設計したかなど、野間清治の講談社に傾けた熱意がうかがえる。さらに、野間清治の強運と不動産王へ歩む時の流れと並行して、講談社の事業拡大の変遷が垣間見える人物伝。 ≪『雑誌王は不動産王 野間清治』の刊行に寄せて (株)講談社代表取締役社長 野間 省伸≫ より この本の主人公である野間清治は私の曽祖父です。明治の末期に、大日本雄弁会(1909年)、そして、講談社(1911年)を創立して以来、大正から昭和初期にかけて、九大雑誌を擁して雑誌王国を築き、出版文化の発展に大きな足跡を残した人物です。 その出版事業におけるモットーは「面白くてためになる」で、読者は全国の大人から子どもまでを網羅し、まさに大衆とともに歩んだ出版活動を展開いたしました。そのため、清治は当時、「日本の雑誌王」と謳われて、業界での確固たる地位を獲得しましたが、実は、その活動は出版界にとどまらずに、広く多方面に及んでいたのです。 この本は、これまであまり知られていないそれら事業の中の一側面、「土地王」の異名もあった清治の不動産経営分野での活躍に重点をおいて、広く資料を踏査してまとめ、興味深く記述しています。 『雑誌王は不動産王 野間清治』の刊行に寄せて (株)講談社代表取締役社長 野間 省伸 序 章 野間清治、その人と業績 第一章 本郷区団子坂の家と社屋 第二章 音羽邸入手と音羽時代 第三章 初めての別邸・赤羽と剣道の聖地・伊香保別荘 第四章 尾久の土地と千葉三門の別荘 第五章 玉川学園開学に援助して土地購入 第六章 ついに目白本邸を入手する 第七章 清治入魂の音羽新社屋の建設 第九章 別荘の集大成・重要文化財の古谿荘 番外編 朝鮮の鉱山と満州の大農場 補遺編 向島の幸田露伴邸、田端別邸など あとがき
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