新版 だれも教えなかった レポート・論文書き分け術

大竹 秀一

2017年9月22日

エスシーシー

1,540円(税込)

語学・学習参考書

ー(本書より抜粋)---------------------------------------------------------  文章は大きく二つの種類に分けることができる。自分が見聞きしたり、感じたり、考えたことを自分の側から書く主観的文章と、自分の外にある物事を客観的に書く客観的文章である。  そんな文章の分け方は聞いたことがないかもしれない。しかしこれは学生諸君にはとりわけ大切なことなのだ。  レポートや論文などを書く時は「事実と意見」を分けて書けといわれる。さてどのように分けて書けばよいかという時に、主観的文章と客観的文章の区別を心得ていると理解しやすい。  事実とは自分の外にあるから客観的文章で書くもの、意見とは自分のものだから主観的文章で書くもの、と考えればよいのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この「主観的文章」と「客観的文章」の分け方は著者のジャーナリスト(元産経新聞論説副委員長)としての経験と、大学(麗澤大学名誉教授)での教職の経験から引き出したもので、類書には見当たらない。 「小説・詩歌」、「随筆・紀行・手紙」、「評論・ルポルタージュ」、「ニュース記事」の特徴と書き方のコツを紹介し、実際にさまざまなレポート、論文(調査研究レポート、意見レポート、読書レポート、研究論文、意見論文、卒業論文など)の具体的な書き分け方が身に着けられる内容となっている。 また、間違えやすい文と語句や、仕事に役立つビジネスマンの文章心得も説明している。

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