現代の理論2020秋号

いつでも、だれでも、何度でもPCR検査を

現代の理論・社会フォーラム

2020年10月9日

同時代社

1,320円(税込)

人文・思想・社会

秋号表紙タイトル「いつでも、だれでも、何度でもPCR検査を」 今号のタイトルは保坂展人さん(世田谷区長)のインタビューからとりました。人々の最大の関心事は依然としてコロナへの不安であり、政府の過小検査体制への批判が医師会や自治体首長から提起され、自主的な検査が活発になり、コロナ政策の転換が実態的に進行している状況です。ニューヨークモデルは「いつでも、どこでも、何度でも」ですが、過小検査体制をとる日本では「だれでも」が特に意味を持つ社会になっています。安倍首相は10万件の抗原検査体制を作ると表明した後で辞任しました。どうしても感染症対策の失敗の是正を表明したかったのでしょう。ヨーロッパでは気候変動危機とコロナ危機は一体のものとして理解され、緑の復興(グリーンリカバリー)の政治が大きな流れに成長し、ポストコロナ社会構想が現実的選択になりました。日本の政治の在り方が今後注目されます。

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