私たちは何を悩んできたか

高校生が語った子どものころの悩み

永野 恒雄

2021年12月9日

同時代社

1,650円(税込)

人文・思想・社会

あなたは子どもの頃の「悩み」覚えていますか? あなたに子どもは「悩み」を打ち明けますか? 高校生になった「私」が、過去に「私」が抱えていた「悩み」について考えてみるーー。 高校生の「回想」を通して、子どもがどんなことで悩んでいたのかを知る初めての試み。  まえがき  この本を読まれる方へ 第一章 カラダの悩み  〈作文1〉やめられない指シャブリ  〈作文2〉だんだんホクロがふえてくる  〈作文3〉階段が私の食卓だった  〈作文4〉とまらないオネショ  〔補足と解説〕◎身体の悩みあれこれ 第二章 疑問と悩み  〈作文5〉なぜヒトは死ぬのか  〈作文6〉「宇宙を創ったもの」を創ったものは?  〈作文7〉私以外はみんなロボット  〈作文8〉私の母はオナラをしない  〔補足と解説〕◎子どもは小さな哲学者だ/◎ニセ家族という疑惑 第三章 コダワリと悩み  〈作文9〉メンソレータムの少女の名前  〈作文10〉マンホールの誘惑  〈作文11〉消しゴムの使い方にこだわる  〈作文12〉命と同じくらい大切な布きれ  〔補足と解説〕◎子どもと強迫性障害 第四章 不安と悩み  〈作文13〉愛犬ヒミコよ死なないで  〈作文14〉母の浮気はワタシが防ぐ  〈作文15〉霊にとりつかれてしまう  〈作文16〉私は親の死に目に会えない  〔補足と解説〕◎死の不安と哲学的疑問/◎子どもの思想的開き直り   第五章 罪悪感と悩み  〈作文17〉ウソをつくと地獄に行く  〈作文18〉気がつくと大ウソつきになっていた  〈作文19〉私が殺した生き物たち  〈作文20〉なくした委員バッチ  〔補足と解説〕◎ウソとサトラレの関係 第六章 家族の悩み  〈作文21〉家族の笑い顔も今のうち  〈作文22〉私はエビトリ川で拾われた  〈作文23〉なぜ私にはお父さんがいないの?  〈作文24〉ベンツ・豪邸・キュウリサンド  〔補足と解説〕◎「捨て児宣告」という民俗/◎「貧富の差」と序列主義 第七章 イジメの悩み  〈作文25〉ついに相手をタコなぐり  〈作文26〉いじめられっ子のウラミは深い  〈作文27〉いじめていた子からの手紙  〈作文28〉学校でウンコをしただけで  〔補足と解説〕◎いじめた側からの証言/◎学校と排便をめぐる問題 第八章 成長と悩み  〈作文29〉どうしてもウサギになりたい  〈作文30〉私の背はもう伸びないの?  〈作文31〉昔の僕はヒーローだった  〈作文32〉土曜深夜に受けた性教育  〔補足と解説〕◎子どもを演ずる子どもたち あとがき

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