ミス・ビーチャムあるいは失われた自己

モートン・プリンス / 児玉憲典

1991年6月30日

中央洋書

6,600円(税込)

人文・思想・社会

一人の人間のなかにまったく別の人格が次々と生まれ、それぞれが固有の〈自己〉を持ち、別の生き方を主張する事態を異常心理学では〈多重人格〉と呼ぶ。ミス・ビーチャムとは、この不思議な現象に突然襲われ、ほんとうの自己、本来の〈私〉を取り戻すために、数年間にわたり苦悶しつづけた女性の名前である。本書は事実の記録であり、一流の精神科医による古典的な症例として、これまでにも数多くの学者に取り上げられてきた。ミス・ビーチャムの実例が投げかける問題は、自我と意識をめぐるさまざまな事態の可能性を予測させるものであるが、人類史上の稀有な出来事としても、人間の心理構造の謎がこれほど鮮明に、また劇的に表現されたことはかつてないだろう。自我をめぐる諸問題の根本に迫る問題の書。

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