政党助成金、まだ続けますか?

安倍自民党本部主導選挙・河井議員夫妻「1億5千万円買収事件」から

上脇博之

2021年2月5日

日本機関紙出版センター

1,320円(税込)

人文・思想・社会

河井克行・案里議員夫妻の“多数人買収”に使われた1億5000万円のほとんどは政党助成金という国民の税金! この買収を主導したのは、安倍・菅・二階ら自民党本部だが、彼らは未だに何の説明責任も果たしていない。26年前、「政治腐敗防止」を表向きの理由に、毎年320億円が政党助成金として消費されてきたが、「政治とカネ」の問題は一向に無くならない。コロナ禍の下、まさに象徴的なこんな税金の無駄遣いは、もういい加減に止めるべきではないだろうか。 第1編 政党助成金の事実上の問題点(事件編) 第1章 河井議員夫妻「多数人買収」事件の原資問題 第2章 政党交付金の基金問題と残金返還逃れ問題 第3章 使途の透明度の低さと事実上の使途不明金問題 第2編 政党助成金の理論上の問題点(理論編) 第1章 政党助成制度のしくみと使途実態の概要 第2章 違憲の政党助成法による人権侵害 第3章 政党助成廃止までの過渡的改革案

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