論日本(にっぽん)
「恩」も「怨」もある、中国・日本の2000年の歴史
於信強 / 柳明泉
2006年10月31日
ブックマン社
1,430円(税込)
人文・思想・社会
本書の作者・於信強は中国トップレベルのアニメ巨匠。この『論日本』は、見つけられるすべての歴史資料を調査し、渾身の力を込めて描いた「民間の視点から本当の日本をみる」漫画大作であり、アジアバージョンの『菊と刀』とも言われている。客観的な立場に立ち、日本の歴史、文化及び民族精神を分析した「イラストで日本を論ずる」作品に仕上がった。600カットものインパクトのあるイラストと、日本の歴史、文化を表すキーワードで、日本の風俗、地域環境、食習慣、気候など、日本民族に深刻な影響を及ぼした各分野を、わかりやすく表現。好戦的でありながら美的センスを持ち、傲慢でありながら礼を重んじるという、日本人独特の特徴を、我々に全面的かつ客観的に示してくれる。また、広い視野で日本軍国主義の由来や未来像までをも描き、かつて日本がアジア全土に抱いた野望から、中国への略奪侵略に至るまでの経緯も、赤裸々に記載した。
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