日本人の死

日本的死生観への視角

伊藤益

1999年4月30日

北樹出版

2,860円(税込)

人文・思想・社会

『日本人の知ー日本的知の特性』『日本人の愛ー悲憐の思想』とともに三部作として、「知」「愛」「死」という人間の最も根源的な問題についての日本的な考え方を追った。死の可能性を先取りし、日常性のただなかにそれに対する覚悟性を確定することが、死を受容しうる唯一の方途である、というのが本書の結論である。

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