
追分殺人事件
ハルキ文庫
内田康夫
1999年5月31日
角川春樹事務所
565円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
信濃追分駅のほど近くで、人形やアクセサリーを売る店をひとり営む丸岡一枝。東京大学農学部の前、本郷追分の角の酒屋に嫁いだ小野初子。互いに面識のない二人は、ほぼ同時期に、まったく見ず知らずの男性の変死体に遭遇する…。信濃のコロンボこと岡部和雄の秘密裡の捜査は難航したが、皮肉にも、新聞にスッパ抜かれたことにより得た糸口があった。昭和史の裏に追いやられた、光と陰の分岐の物語は、北海道から始まる。
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