小説秦の始皇帝

ハルキ文庫

津本陽

2002年6月30日

角川春樹事務所

586円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「余は神に選ばれた王だ。王のなかの王、皇帝になるのだ」-西紀前二五九年、正月、乱世の中国大陸に、一人の男が生を享けた。血族の謀略に身を起こし、遂には天下統一を成しとげ、皇帝にまで登りつめた男の名は政。男は自らを“始皇帝”と名乗った。数奇な運命に翻弄され、壮絶な戦いに明け暮れ、不死を夢見た秦の始皇帝の生涯を、雄渾華麗に謳いあげた大英雄伝。

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