シグナルとシグナレス

ミキハウスの宮沢賢治絵本シリーズ

山口マオ / 宮沢賢治

2021年10月14日

三起商行

1,650円(税込)

絵本・児童書・図鑑

宮沢賢治の物語世界に、現代を代表する個性豊かな画家たちが向き合い、絵本化したミキハウスの『宮沢賢治絵本シリーズ』は、江國香織や工藤直子を見出した論客・今江祥智氏から「出会うべき作品に、出会うべき画家が出会っている。白眉である!」と最高の評価を受けました。当シリーズは、1987年に「注文の多い料理店」絵:スズキコージ氏の刊行からはじまりました。 そして2021年、36タイトル目にして山口マオ氏の登場です。傑作を授けていただきました。 今後も刊行を続け、50タイトルを目指してまいります。 「あなたはきっと、私の未来の妻だ。」 「ええ、そうよ、あたし決してかわらないわ」 「婚約指輪(エンゲージリング)をあげますよ、そらねあすこの四つならんだ青い星ね」 シグナルは星空を見上げてシグナレスに云いました。「あの一番下の脚もとに小さな環が見えるでしょう、環状星雲(フィッシュマウスネピュラ)ですよ。あの光の環ね、あれを受け取って下さい、僕のまごころです。」 (一)ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、 (二)それからもっともっとつづけざまに (三)五日の月 (四)『わかってますよ、 (五)どうもひどい風ですね (六)シグナルはつばをのみこんだり (七)シグナル (ハ)あああ、八年の間 (九)諸君、シグナルの胸は燃えるばかり (十)星はしずかにめぐって行きました (十一)『ええ』『そうか。ではアルファー』

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