
中世鎌倉美術館
新たな美的意義をもとめて
有隣新書
岩橋春樹
2009年7月31日
有隣堂
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術 / 新書
平安の王朝美を斬新に継承した鶴岡八幡宮の籬菊螺鈿蒔絵硯箱、禅宗文化の導入により、中国式リアリズムを反映させた建長寺の蘭溪道隆像、鎌倉五山系詩画軸の代表的作例である賢江祥啓の巣雪斎図など、中世鎌倉には多彩な美術史的展開があった。本書は、著者独自の視点から、絵画を中心に特色ある作品を選び出し、それらと対話しながら、鎌倉の地にあった人々の美意識を明らかにする。
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