日本考古学の通説を疑う

新書y

広瀬和雄

2003年11月30日

洋泉社

814円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

我国の考古学は、現在でも「発展段階論」に立脚した研究が主流である。定説によれば、貧しい縄文人は、大陸・半島から水田稲作を携えてきた弥生人に救われたことになっている。しかし、最近発表されたAMS(加速器質量分析法)の研究により、弥生時代の開始年代が定説より五〇〇年溯る可能性が出てきた。ここから、弥生の水田稲作の急激な広がりは否定され、階級社会の成立も急速ではなかったことが分かる。著者は、「もの」を軽視したイデオロギー優先の通説・定説を批判し、遺跡・遺物から十分に古代日本列島の歴史像・国家発生のメカニズムを説くことが可能であると主張する。

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