世界分身神話

篠田知和基

2024年9月26日

八坂書房

3,080円(税込)

人文・思想・社会

私が二人いる!! 「分身」は日常生活の中にあらわれる、最も神話的なモチーフの一つである。自分が二人いる(ドッペルゲンガー)、意識が体を離れて外部から自分を見る(自己像幻視)、多重人格、双子、敵兄弟、影武者、追跡者など、分身の諸相を東西の神話・伝説・文学にたどる。 動物・植物・鳥類・昆虫・魚類・風土・異界・失墜に続き、比較神話学の第一人者が積年の研究の圧倒的な蓄積を基に綴る第9弾!! はじめに I 神話にみる分身  1、ギリシャ神話  2、日本神話  3、北欧神話  4、エジプト神話  5、インド神話  6、メソポタミア神話  7、朝鮮神話  8、アメリカの神話  9、聖書  10、双生児の神話 II 神話的文学の分身  1、昔話(民話・伝説)の分身  2、海外の文学  3、日本の文学  4、双生児の文学   III 分身文学序説  1、泉鏡花における自己像幻視と分身  2、近代文学における分身像   (1)森鷗外、梶井基次郎、大岡昇平、梅崎春生、安岡章太郎   (2)内田百間   (3)岡本かの子、三島由紀夫、遠藤周作 おわりに 註記 主な参考文献

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