九一一年コンラート一世国王選挙研究

南山大学学術叢書

岡地 稔

2025年1月24日

八坂書房

9,350円(税込)

人文・思想・社会

中世初期、カロリング朝とオットー朝のはざまに佇む、一代限りの孤高の王、コンラート1世(在位911–918)。東フランクにおけるカロリング朝断絶の後、ドイツ成立史における里程標の1つに数えられるその「国王選挙」について、遺されたわずかな史料の精緻な分析を通して、ヴェールに包まれたその実態に肉迫する渾身の論考。図版多数。『あだ名で読む中世史』の著者岡地稔が、「あだ名」すら伝わらない孤高の王の足跡探索行に挑む! 口絵 第1章 序 第2章 911年コンラート1世国王選挙 第3章 『モンツァ本アレマニエン年代記』のテキスト構造 第4章 911年・シュヴァーベンにおける「騒擾」(tumultus) 第5章 結び──考察行程のふり返り、およびコンラート1世国王選挙再構成の試み 付録1:『モンツァ本ロッブ年代記』(部分)・『モンツァ本アレマニエン年代記』(部分) 原文および試訳 付録2:主要門閥略系図 (コンラーディナー家・エルカンガー家・バーベンベルガー家・ ブルハルディンガー家)

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