つくることばいきることば

作者の作品と格言とも言えるメッセージからなるアーティスティックな1冊。動植物をモチーフに、彼から創造される不思議な画と、核心をついたメッセージは、受け手の魂のレベルで理解（無↔感動）の度合いが変わってくる。途中読んでいて、ハッと深く感じれた場面があり、作者の思いに少し触れることが出来たかもしれない、と思ったら、なぜだか急にあたたかい涙がブワッと溢れて来た。自然との向き合い方、自分との向き合い方、つまりは生き方との向き合い方を考え、ゆっくりじっくりと咀嚼する素晴らしい1冊。