都市の書物

池澤夏樹

1990年2月28日

太田出版

1,494円(税込)

小説・エッセイ

本書〔都市の書物〕は池沢夏樹による、創作・批評・随筆・翻訳という4種の執筆様式によって構成されている。これは近年、創作は創作、批評は批評集としてそれぞれ1冊の書物に独立させて出版するというのがほぼ通例にある出版慣習にとっては異例の方法の一つである。異なる執筆様式を1冊の小冊子の中に同居させるという、池沢から提出された計画は、言うまでもなく、本書がほぼ全面的にコンピュータの管理下において執筆・制作・印字・編集そして製版されながら書物に成り行く過程すなわちデスクトップ・パブリシングによって出版され、その最前線の状況報告を担っていることを大きな前提としている。

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