イエスの御名で

聖書的リーダーシップを求めて

ヘンリ・ナウエン / 後藤俊夫

1993年4月1日

あめんどう

1,045円(税込)

人文・思想・社会

ハーバード大学の神学部教授であったヘンリ・ナーウェンは、深い霊性の持ち主、また実践の人として、エキュメニカルな称賛を得ていた。しかし、50代に入ってから、彼は霊的な不安を体験するようになる。 祈りのうちにナーウェンは、ハーバード大学でのアカデミックな生活を捨て、カナダのトロントにある知的障害者の施設、ラルシュ共同体の司祭となる。その生活をとおし、自らの過去が、いかに能力を誇示し、人びとの歓心を集め、権力を手にしようとする欲求に影響されていたかを知る。 本書でナーウェンは、ラルシュの生活で像(かたち)を結んだ、イエスに従う指導者のイメージを語る。そのメッセージは、牧師や司祭のみならず、すべてのクリスチャンの魂に深く染み入るであろう。 本書は、福音的霊性の清冽な泉となって、読む者の心を潤さずにはおかない。 [目次] プロローグ はじめに [I]能力を示すことから、祈りへ  誘惑ー自分の能力を示すこと  問いー「あなたはわたしを愛するか」 訓練ー観想的な祈りの恵み [II]人気を求めることから、仕えることへ  誘惑ー人の歓心を買うこと  務めー「わたしの羊を飼いなさい」  訓練ー告白と赦しの回復 [III]導くことから、導かれることへ  誘惑ー権力を求めること  チャレンジー「ほかの人があなたを連れていく」  訓練ー神学的思索への希望 むすび エピローグ

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