バートルビー

偶然性について

ジョルジョ・アガンベン / 高桑和巳

2005年7月31日

月曜社

2,640円(税込)

人文・思想・社会

「する」ことも「しない」こともできる潜勢力とは何か。西洋哲学史におけるその概念的系譜に分け入り、メルヴィルの小説「バートルビー」(1853年)に忽然と現れた奇妙な主人公を、潜勢力によるあらゆる可能性の「全的回復者」として読み解く。小説の新訳を附す。

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