ふたたび、生きて、愛して、考えたこと

杉原 美津子

2010年4月5日

トランスビュー

1,650円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

炎に焼かれ、奇跡的に生還した新宿西口バス放火事件から29年、さまざまな困難を乗り越え、レビー小体型認知症の夫を看取った私に、癌の宣告が下される。かくも過酷な運命を生きること、そして死んでゆくことの意味とは、いったい何なのか。第3回池田晶子記念わたくし、つまりNobody賞特別賞受賞。

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