
絵本はコミュニケーションツール
子ども・社会を考えるシリーズ
スギヤマカナヨ / NPOブックスタート
2020年2月20日
ブックスタート
660円(税込)
小説・エッセイ
「赤ちゃん絵本の作り方は、赤ちゃんから学んだ」という著者。赤ちゃんは言葉の意味がわからなくても、語りかけてもらうと嬉しくて、全身を使って応えてくれる。それは赤ちゃんと気持ちが通い合う、自らの幸せな体験から得た実感でした。絵本をひらいて親子で共に過ごすあたたかいひとときは、幼い記憶の底に残るはず。この「いつかの懐かしい」記憶が、子どもの生きる力を支える土台になるのではないか。絵本を通して生まれるものの豊かさについて、子どもたちとの具体的なやり取りを交えて語ります。 ◆好きなことに夢中で取り組んだ子ども時代 犬の訓練士を目指して始まった図書館通い/大学で制作の楽しさを知る ◆絵本はコミュニケーションツール 赤ちゃんから学んだ「赤ちゃん絵本」の作り方/赤ちゃん絵本第1弾『おふねに のって』/お父さんにも楽しんでほしい/自然と会話が生まれる仕掛けを施す ◆我が子とともに過ごした絵本のひととき 赤ちゃんはひたすらインプットしている/同じページを繰り返し読んだ先には/絵本の世界を実生活でも共有/寝る前の15分で本に助けられる/「いつかの懐かしい」を宝物に/絵本を読むゆとりのない保護者へのメッセージ ◆アドバイス ブックレットの制作 赤ちゃんと絵本の「はじめましてのおつき合い」を見守ってほしい/「すべて」の親子が受け取る冊子として大切なこと/マタニティの時期に絵本の楽しさを周知する意味/双方向のやり取りにつながるのが絵本の魅力 ◆子どもたちが教えてくれたこと ぼくだけ、わたしだけのかけがえのないもの/「僕が魔法使いになったら、Eくんが歩けるようにしたい」 ◆保護者向けの絵本から得た気づき 赤ちゃんを五感で理解する日常を描いて ◆絵本子どもたちへつなぐみなさんへ 子どもの「心の水がめ」に溜まる一滴を
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