ミュラー邸

建築家 アドルフ・ロース

World Architecture

宮本 和義 / 後藤 武

2008年9月27日

バナナブックス

1,540円(税込)

科学・技術

「装飾は犯罪である」と20世紀初頭のウィーンに爆弾発言をしたアドルフ・ロース。外観は寡黙で、内部は豊潤。コルジュジェやミース、そしてノイトラに大きな影響を与えたが彼らとは対極にいる奇才による伝説の住宅ミュラー邸(チェコ・プラハ/1930年竣工)を詳解。 アドルフ・ロース(1870-1933) 1870年、チェコ生まれ。ドイツのドレスデン工科大学卒業後、アメリカを放浪する。1896年に帰国。オットー・ワーグナーの「芸術は必要にのみ従う」という機能主義の主張を更に徹底させ、1908年に『装飾と犯罪』を執筆。過激な言論で「ウィーン分離派」や「ウィーン工房」の装飾性を攻撃した。代表作はカフェ・ムゼウム、ロース・ハウス、アメリカン・バーなど装飾をそぎ落とした建物で、モダニズム建築の先駆的な作品をつくる。死の直前にこれまでの図面などを全て焼き捨てたという逸話が残る異色の建築家。 住宅写真 図面 アドルフ・ロースの現代性  装飾はいらない:生活の多様性へ  平面図はいらない:ラウムプランへ  統一性はいらない:ミュラー邸へ  高価な素材はいらない:着衣のような建築へ  想像力はいらない:ファンタジーをこえて

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