もうひとつの明治維新

幕末史の再検討

大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書

家近良樹

2006年10月31日

有志舎

5,500円(税込)

人文・思想・社会

幕末史を考えるとき、もはや薩長両藩を中心にすえて考える時代は去った。複雑な利害関係にある諸政治勢力を、討幕派と佐幕派の二項対立図式で描くことは、もはや許されないのである。本書は、長州藩内の「俗論派」といわれた人々や薩摩藩内の反討幕派、さらに中立諸藩や朝廷内の下級公家勢力など、これまでの薩長討幕派史観によって光が当てられてこなかった勢力をはじめて分析し、新たな幕末維新史を構想する。

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