英雄になった母親戦士

ベトナム戦争と戦後顕彰

京樂真帆子

2014年10月31日

有志舎

3,080円(税込)

人文・思想・社会

「英雄的ベトナムの母」-それはベトナム戦争において、革命戦士である子どもを戦闘で亡くした母親に対して国から贈られる栄誉称号である。だが、長きにわたるアメリカとの戦争のなかで、国土全体が戦場となったベトナムの女性は銃後の存在に留まっておらず、自ら銃を持って戦うと共に、その子ども達を戦場に送り出してきた。母もまた戦士だったのである。本書は、この「英雄の母」たちへのインタビュー調査によって、その戦い方を明らかにしながら、戦後ベトナム社会での「英雄としての母親」顕彰の問題を考える。

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