
似合わない服
山口ミルコ
2017年8月20日
ミシマ社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
会社をやめ、浪費をやめ、肉食をやめ、社交をやめ、 東京を離れ、坊主になり、がんを克服した。 …でも、何かがずっと、おかしかった。 これは、行き場のない私に行き場を与えるための、グルグルを綴った手記である。 20年勤めた会社を退社直後に乳がんの宣告を受け、闘病を終えた著者は思索の旅に出ます。 がん=バブル=資本主義? もしかしてそれらをぜんぶひっくるめて、私たちの着ていた「似合わない服」と呼んでいいのではないかしら?(中略)「似合わない服」は原因であり、結果でもある。「似合わない服」はいっときの「似合う服」であり、自分のところにやってきたそれを、自分から拒むことはなかなかできないのです。--「まとめ」より 旅を終えて、著者が見つけた「これからの服」とはーー? 1 似合わない服 2 真犯人はどこにいる? 3 五年後、 4 悲しみが病いをつくる 5 つぶつぶたち 6 すべて不要だった 7 ゼロになる まとめーこれからの服
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ナミ
乳がんと闘った話
忙し過ぎる仕事を辞めた時、がんが見つかった。 もう体が悲鳴を上げていたのだ。悲しい事や辛い事が起きた時健康でいれば乗り越えられる事もストレスたっぷりでは病気になると考えた。必要な事だけしよう。肉食をやめてシャンプーリンスボディソープ歯磨き粉化学繊維の衣類もやめる。人に気を使うのもやめた。物を買わない。出掛ける時は目的を持ってそこだけに行く。1人でやっても効果は出ないかもしれない。病は地球全体の問題みたいだ。
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