【POD】観光戦略としての宗教ーー長崎の教会群と場所の商品化

松井圭介

2020年5月1日

筑波大学出版会

3,080円(税込)

ビジネス・経済・就職

観光によるまちづくりや地域振興の実践にあたって、聖地創造はもはや常套手段と化しています。交通の利便性が飛躍的に向上した現代では、地域間の競争は激しさを増しており、いかにして来街者・観光客を惹きつけるのかという試みは、全国各地の自治体にとって重要な地域政策のひとつとされています。 しかしそのためには、「人はなぜ聖地を訪問するのか」「人は聖地に何を期待しているのか」といった「聖地」というもののあり方に対する基本的な分析が欠かせません。 また、観光資源として創造され商品化された場所(聖地)にどのような課題が現れてくるのか、検証することも重要です。 本書は、そのような観点から書かれた研究書であり、長崎県におけるキリシタンを事例に取り上げているものの、「宗教学」の本ではありません。 対象としている読者は、人文地理学、地域研究の研究者や教員のみならず、行政関係のまちづくり担当者や、町おこしに携わる一般市民など、広範囲です。

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