女たちの声

工藤庸子

2019年6月15日

羽鳥書店

2,640円(税込)

人文・思想・社会

〈言語環境〉に潜む、性差の力学を問う。スタール夫人、ラーエル・ファルンハーゲン、ハンナ・アレント、ボーヴォワール、マルグリット・デュラス、コレット、ヴァージニア・ウルフ──。仏文学・ヨーロッパ地域文化研究者の刺激に満ちたエッセイ集。 羽鳥書店HPで連載された「人文学の遠めがね」15編(「ベンジャミン・フランクリンの恋文」「二本のネクタイ あるいは男女格差について」「性差のゆらぎ」「両性具有──排除的分類ではなく」「わたしたちの社会的アイデンティティを剥奪しないでください──選択的夫婦別姓」「大江健三郎と女性」「女のエクリチュール」等)と、書下ろし100枚「〈声〉と〈書くこと〉をめぐって──デリダ/スタール夫人/アレント」を収録。 人文学の遠めがね I ベンジャミン・フランクリンの恋文 その一 II ベンジャミン・フランクリンの恋文 その二(KYのメモ) III 二本のネクタイ あるいは男女格差について 4 性差のゆらぎ 5 両性具有──排除的分類ではなく 6 わたしたちの社会的アイデンティティを剥奪しないでください──選択的夫婦別姓 7 女たちの声 8 続・女たちの声──六七年の記憶 9 「性愛」と「おっぱい」 X  元祖は皇帝ナポレオン? X I  大江健三郎と女性(一)──contemporaineであるということ X II  大江健三郎と女性(二)── 政治少年のéjaculation X III  大江健三郎と女性(三)──「全小説」とfictionとしての「小説家」 X4 女のエクリチュール X5 ゼラニウムの微かに淫靡な匂い──続・女のエクリチュール 〈声〉と〈書くこと〉をめぐって──デリダ/スタール夫人/アレント 「あとがき」にかえて

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