少年が来る

新しい韓国の文学 15

ハン・ガン / 井手 俊作

2016年10月27日

クオン

2,750円(税込)

小説・エッセイ

1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。 もくじ 一章 幼い鳥                    二章 黒い吐息                   三章 七つのビンタ                 四章 鉄と血                    五章 夜の瞳                    六章 花が咲いている方に              エピローグ 雪に覆われたランプ           訳者あとがき

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Readeeユーザー

今の韓国の世論への理解

starstarstarstarstar 5.0 2024年12月09日

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Tojo Hiroyuki

(無題)

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3.5 2022年08月05日

静かに暗い。 ただそこに居合わせただけなのに、立ち向かい、凄惨な人生を送ることになる。それは人間だから。心がある人間だから。また残酷な行為を行ったのも人間。

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