
もうひとつの道
競争から共生へ
追跡ルポルタージュシ 少年たちの未来 6
横川 和夫
2012年10月1日
駒草出版
2,090円(税込)
小説・エッセイ
どうしたら子どもたちが目を輝かせる教育ができるのか。シュタイナー教育をはじめとする新たな教育実践の現場から見えてくる、日本の学校教育に決定的に欠けていたもの。 まえがき 第1章 シュタイナー学校4年B組 祈りから始まる授業/先生から贈られた言葉/ネズミは"胴体動物"/ファンタジーのような水彩画/気の流れを踊るダンスも/評価は記述式の通信簿/力は他人のために使う/手仕事で培われた創造力/仲間の支えで危機克服/先生自身も人間的に成長/シュタイナー思想知らぬ親/教師と親が白熱論議/生徒たちから直訴の手紙/発達に合わせた教育を 第2章 不登校の軌跡 シュタイナーを授業/疑問持たぬ学生たち/希薄な親の教育権意識/貧乏だからと卑下するな/人生は高校で決まらない/教師としては最低と抗議/言葉によって堕落もする/職業訓練大学校の教官に/日本でどう実践するか/発達段階に合った教育/シュタイナー教育を実践/言葉でなく体験で学ぶ/勉強の仕方に違い/子どもの観察が中心の教育実習/授業にノウハウなし 第3章 広瀬家のシュタイナー教育 理想と現実の戦い20年/家事と育児の毎日に疲れ/点数で人を見る目が/日本では通用しないのよ/早く、早くと長女に迫る/模倣は子どもの本性/感覚通して体験させる/尊敬、信頼できる教師を求めて/エーッ、東大知らないの/早期の知的教育は間違い/意志や感情の発達が土台/お母さん、別世界だよ! /ウィーンに一家で留学/切り替え難しかった長女/丸刈り廃止運動を展開/未知の世界に翼を広げ/自分らしさを演劇で/大切な父親の役割/テレビは幼児教育に弊害/子育てって何だったの?/教育は大人の生き方 第4章 日本でもシュタイナー教育 オーストラリアに飛ぶ/物語を語り、聞かせる/政府、州も資金援助/生徒と同じ目線で/満足と不安が交錯/日本人女子高生の体験/バイロンベイで人生勉強/娘を思う母親の願い/子どもに必要なのは体験/息子は先生たちに救われた/いいんだよ、ゆっくりで/乱れる子どもたちの生活/操り人形で人間関係を/幼児も追い立てられて/三歳児検診で自閉傾向/授業料、給与は自己申告/問われる教師の人間性/感覚が育っていない子ども/児童画でつかむ発達段階/弊害多い早期教育/空がきれいだ、と涙/各地で学校設立の動き/子どもの心に響く言葉を 第5章 保育所は大人の学校 親のがんばり、子を追いつめ/頭の線、百本キレたんや/ぼくが生まれたときの話して/トシ君ドロボウ事件/おれにばっか言うな/保育士でも母親の悩み/逃げるばかりの人生/中学時代はつっぱり/改めさせられた教師根性/同僚説得して学校再生/感情よりも理屈が先行/幼少期から痴呆の世話 第6章 競争から共生の時代へ 日本の社会福祉に貢献/家が明るくなった/子どもと人生分かちあう/養子がいまは熱血教師/問題あるのがいいことさ/弱さあるのが人間/生きていく大変さおなじ/ぼくは病気を治せない医者/はじめて失敗が許された/人間的な優しさに学ぶ/じっと待つことが大切/生きたチーズ作りに14年/教育は不便なるがよし/人間性を読みとる力を あとがき
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