
社会に届け、沈黙の声
知的障害と呼ばれる人々が語る、津久井やまゆり園事件、出生前診断、東日本大震災
柴田 保之
2020年12月1日
萬書房
2,310円(税込)
人文・思想・社会
『沈黙を越えて』刊行から五年……厚い壁の中に閉じ込められたままの言葉に、翼をつけて、その言葉から社会が何かを学びとることをめざす、新たな試み。 第1章 介助つきコミュニケーションについて 1.介助つきコミュニケーションとは何か (1)信頼性をめぐる議論 (2)介助つきコミュニケーションの方法と介助の内容 第2章 東日本大震災に思う 1.なぜという問い 2.災害と障害の共通性 3.わずかな希望さえあれば人は生きてゆける 4.救い 5.自然との共生と闘い 6.また取り残されたという思い 7.足手まといになること 8.鎮魂 ◉コラム きんこんの会 第3章 新しい出生前診断について 1.新しい出生前診断の議論の始まり 2.当事者の声 (1)2012年9月2日 町田市障がい者青年学級において (2)2012年9月15日 (3)2012年9月22日 ダウン症当事者の声 (4)2012年9月24日 二人の女性の声 (5)2012年10月15日 (6)2012年11月18日 町田市障がい者青年学級において (7)2012年11月18日 母の死を越えて (8)2012年12月13日 ダウン症当事者の少女の言葉 (9)2013年5月11日 若葉とそよ風のハーモニーコンサートにおける発表 (10)2013年12月1日 町田市障がい者青年学級において (11)2014年5月3日 (12)2014年11月18日 ◉きんこんの会 声明文 第4章 入所施設での暴行死事件について 1.事件の概要 2.事件をめぐる当事者の言葉 3.「強度行動障害」をめぐって 第5章 津久井やまゆり園事件によって問われたもの 1.いのちの価値をめぐって (1)かけがえのないいのち (2)豊かな言葉の世界の存在 (3)専門家やマスコミの見解に対して 2.優生思想について (1)犯人の思想 (2)優生思想を越えてきたもの 3.犯人の許しについて 4.被害者が匿名にされたこと 5.被害者の追悼と鎮魂 6.町田市障がい者青年学級ととびたつ会での取り組み 終章 いのちを見つめて 1.もう一度このからだで生きてもいいよ 上木啓太郎さん 2.苦しみは理想をつなぐ糸 浦島美津恵さん 3.苦難、それは理想への水路 臼田輝さん 4.まっすぐな心 名古屋和泉さん
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