
「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ
長島有里枝
2020年1月15日
大福書林
3,630円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
ボクには理解できるよ、という傲慢な批評を細かく切り刻む鋭利さに痺れた。武田砂鉄 ガーリーってかわいいと思う? ううん、めちゃくちゃ強くてしなやかでカッコいい。 ほんとは知らなかったたくさんのこと、 無かったことにされてきたかつての女の子たちの抵抗と戦い、 今を生きる私たちにゆりえさんが 誇りと尊厳について投げかけてくれる。 新しい時代の女の子革命のための指南の書! とにかくただただ話がしたい。 これから私たちがどうやって生きるかについて。 太田莉菜 「当事者から、異議を申し立てます」。 1990 年代に若い女性アーチストによって生まれた写真の潮流ーー 同世代の多くの女性に影響を与え、一大「写真ブーム」を巻き起こしたムーブメントは、「女の子写真」と揶揄的に呼ばれた。性別で写真家をくくる「技術的につたない」「半径5メートル以内しかない視野の狭さ」「機械に弱い女性」。そして写真賞受賞者の性差を強調し、女性写真家たちを若さのうちに葬り去ろうとするさまざまな言説を、ジェンダーの視点から検証する。 本書はまた、これまで十分な分析がなされてこなかった1990年代の女性写真家たちがとった「セルフポートレイト」と「ヘアヌード」写真ブームの関係性についての検討を試みる。「ヘアヌード」写真ブームとは、一体何だったのか。撮る側と撮られる側の権力関係に、彼女たちはどう向き合ったのか。木村伊兵衛写真賞受賞作家・長島有里枝がいま世に放つ。
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