ペロポネソス戦争

高畠純夫

2015年11月30日

東洋大学出版会

2,420円(税込)

人文・思想・社会

ペロポネソス戦争は、二十七年間にわたってギリシア世界(ポリスの世界)のあちこちでさまざまな形で戦いが繰り広げられた戦争であった。陰に陽に、当時のギリシア人の生活を規定し、種々の行動を生み出す背景となった。この戦争を伝える同時代の歴史家トゥキュディデスの一書は、そうした行動とその結果を詳細に描き出している。本書ではトゥキュディデスを深く読むことによって、そこに語られるエピソードを再構成し、それにかかわる人間の心理を推測するとともに、その背景にあるポリスのあり方を探り出す。

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