アミダクジ式ゴトウメイセイ【座談篇】

後藤 明生

2017年5月17日

つかだま書房

4,180円(税込)

小説・エッセイ

柄谷行人「将来、後藤明生を反復するやつが間違いなく出てくる」(【対談編】「文学の志」より) 「内向の世代」とはいったい何だったのか? すべて「単行本未収録」の近代文学史の貴重な証言が満載! 【全て単行本初収録・戦後文学の貴重な証言満載の座談集】 後藤明生はじめ、阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉など、サラリーマンをしながら小説を執筆した「内向の世代」の作家たちが集結した「伝説」の連続座談会をはじめ、1970年代から1990年代に行われた、全て単行本初収録の座談集。また、実作者でありながら優れた理論家でもあった後藤が提唱した「小説を読まずに小説を書いた人はいない」という考えに基づく「千円札文学論」など独自の文学論を開陳。全ての文学ファン&研究者が必携の書。『対談篇』も同時刊行。 もくじ ❖現代作家の条件|一九七〇年三月|×阿部昭×黒井千次×坂上弘×古井由吉 ❖現代作家の課題|一九七〇年九月|×阿部昭×黒井千次×坂上弘×古井由吉×秋山駿 ❖現代文学の可能性ーー志賀直哉をめぐって|一九七二年一月|×阿部昭×黒井千次×坂上弘×古井由吉 ❖小説の現在と未来|一九七二年九月|×阿部昭×小島信夫 ❖飢えの時代の生存感覚|一九七三年三月|×秋山駿×加賀乙彦 ❖創作と批評|一九七四年七月|×阿部昭×黒井千次×坂上弘×古井由吉 ❖外国文学と私の言葉ーー自前の思想と手製の言葉|一九七八年四月|×飯島耕一×中野孝次 ❖「方法」としてのゴーゴリ|一九八二年二月|×小島信夫×キム・レーホ ❖小説の方法ー現代文学の行方をめぐって|一九八九年八月|×小島信夫×田久保英夫 ❖日本文学の伝統性と国際性|一九九〇年五月|×大庭みな子×中村真一郎×鈴木貞美 ❖日本近代文学は文学のバブルだった|一九九六年一月|×蓮實重彥×久間十義 ❖文学の責任ーー「内向の世代」の現在|一九九六年三月|×黒井千次×坂上弘×高井有一×田久保英夫×古井由吉×三浦雅士 ❖われらの世紀の〈文学〉は|一九九六年八月|×小島信夫×古井由吉×平岡篤頼

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

6

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください