幸福論3.0 価値観が衝突する時代を柔軟に生きる

小川仁志

2021年3月22日

方丈社

1,430円(税込)

人文・思想・社会

テレワークの導入や新しい生活様式で私たちは新たな悩みや迷いを抱えるようになりました。 新型コロナウイルスは、ただでさえ生きにくい世の中をいっそうすみにくくしたのです。 しかし「コロナ禍であろうと、そうでなかろうと、 基本的に人間が心を病む状況はあまり変わらない」と著者は言います。 たしかに新型コロナウイルスは社会の様子や私たちの行動を大きく変えていますが、 「人間の心を悩ませるという点においては、単なる新たな事例の一つにすぎない」というわけです。 とするならば、私たちが抱いている悩みや迷いに関する対処法は、古今の哲学者たちの叡知に求めることができます。 本書では、ひきこもり経験者の著者が哲学者たちを例に引きつつ、 特に仕事・心・体など、大きく人生全般についての悩みや迷いについて、 誰でも実践可能な健やかに楽しく生きられる考え方を平易に紹介しています。 はじめに コロナ禍を力強く生きていくために ≪PART1 心と身体を哲学する≫ 心とは何か 自分自身とうまく付き合うために 無意識とは何か 心を上手にコントロールするために 感情とは何か ポジティブに生きるために 不安とは何か 心安らかに過ごすために 欲望とは何か 満足して生きていくために 孤独とは何か 「自分時間」を楽しむために 身体とは何か ネガティブにならないために 休養とは何か 生活に息切れしないために 健康とは何か 元気に生活していくために 睡眠とは何か 明日を充実させるために 美とは何か 自分に自信を持つために ≪PART2 仕事と余暇を哲学する≫ 時間とは何か 時間に追われず毎日を送るために 仕事とは何か 自分と他者を幸せにするために 学びとは何か 充実した時間を過ごすために 成長とは何か 失敗を繰り返さないために プレッシャーとは何か 気負わずに生きるために ストレスとは何か 悩みをコントロールするために 規則とは何か 物事をスムーズに進めるために 外見とは何か 見た目に振り回されずに生きるために 人間関係とは何か 日々の息苦しさから逃れるために 遊びとは何か ワクワクに満ちた人生にするために ≪PART3 人生と生活を哲学する≫ 家族について考える 閉鎖的だからこそくつろげる 人生の計画について考える 大まかくらいがいい 迷いについて考える 最後は直感で決める 希望について考える 断念するからこそ希望が持てる 気晴らしについて考える 心のバランスを整える テレビについて考える 共通の話題を提供してくれるメディア 入浴について考える 自分全体を再生させるために スポーツについて考える その目的とは何か? 友人について考える いつ真の友情は生まれるのか 「ひきこもり」について考える 時に必要な選択肢 AI時代について考える むやみに怖がることはない ウィズ・コロナについて考える 誠実に仕事に励む 幸福について考える 衝突する時代の「幸福論3.0」 おわりに 過度に恐れることなく、日常を楽しむ

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