モンテッソーリ インクルージョンへの道 - 実践のための実践による考察

ローレ・アンデリック / 春見 静子 / 佐々木 信一郎 / 勝間田 万喜

2019年9月10日

ロギカ書房

2,640円(税込)

人文・思想・社会

2014年、日本は障害者の権利に関する条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities)を批准した。この条約の根底にあるのは、障害児者の権利と尊厳である。 そのため、今後の日本の教育、保育の世界では、インクルーシブ教育に取り組む事が待ったなしの最重要課題となった。 今までのインテグレーション(統合保育)は、定型発達児集団の中に障害児を入れて、集団保育をすることだった。しかし、インクルーシブ教育は、「障害のない子ども」「障害のある子ども」という二元論的な思考から出発するものではない。ここでは、個人差のある「すべての子ども」が一元論的に前提されている。つまり、一人ひとり異なるすべての子どもの教育ニーズに応える事である。 そのためには、個別的な配慮(分離教育)が必要になる場合もあるとうこうことである。さらに、心理的ケア児、貧困児、虐待児、不登園児、ギフテッドなど多様な教育ニーズに応えていくということでもある。 モンテッソーリ教育は、20世紀初頭、イタリア、ローマの子どもの家における世界最初の教育実践である。これは、子どもを、机に座らせ、一斉に指導すると言う伝統的な画一教育に対するアンチテーゼであった。子どもたちの個人差である興味・関心、発達、活動のテンポ、学習の進度などが、第一に尊重されていた。この子どもの家には、障害児の存在もあったが、教育ニーズへの個別的な対応によりそれぞれが豊かに育っていくことができた。ここに、インクルーシブ教育の原点があるように思う。(「訳者まえがき」より) 推薦のことば 訳者まえがき 序言  ヘルマン・グリュッサー インクルージョンの概念 序文 インクルージョンとはどういうものか? 共生の形態は学校システムにどのような影響を及ぼすか インクルージョンとインテグレーションの比較 すべての人を豊かにするインクルージョンの条件 インクルージョンを成功させるための条件とは? 学校同伴 仕事か、職業か、使命か? マリア・モンテッソーリはわれわれに何を語っているか これからの見通し 彼らはその後もインクルージョンを体験し続けるか お金 あなたの価値は何ですか 日常生活の練習 お金を入れる 硬貨の分類 硬貨を磨く 硬貨の名称についての3段階レッスン 硬貨の分類 重量箱 天秤はかりを使う 100マスボード ビーズ(モンテッソーリ教材)にお金を対比させる 洗濯バサミとカード セントゲーム 硬貨の価値の比較 硬貨と紙幣の名前 買い物 何がほしいか なぞなぞ 3つはどれも同じ ルーテンベックの計算ボード ルーテンベックの計算枠 家計簿 遊び また来るよ どっちも欲しい! お金が道に落ちている 誰が一番にユーロに到達するか ドミノ コインのメモリー マネーのメモリー 借金を払う キム遊び ビンゴ たくさん持っている人は誰? シュニップとシュナップ ペーター抜きゲーム そこで何が起こったか 振り返らないで 幸せ遊び 余暇の過ごし方 コインの収集 紙幣の正確な調査 ユーロの地図 私のユーロはどこで使うことができるのか まとめ 参考文献 付録 訳者あとがき

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