
沈黙の細胞
黄序 / 望月暢子
2018年3月31日
浙江出版集団東京
2,750円(税込)
小説・エッセイ
●連続する不審な死、血液に仕掛けられた罠とは? 脳科学知識を基に中国人研究者が描く、SF&ミステリーの第2弾。「万能細胞」を研究するジェンキンスは、ある日記で記憶の移植情報を発見し……。 博士号を持つ中国人研究者が、分子生物学の知識と米国留学経験を基に、周到に用意された罠や超人的な敵に立ち向かう主人公を描く。大胆な「IF」によって衝撃の結末を迎えた前作『沈黙の遺伝子』の前章ともいえる内容。 著者について 黄序(こう・じょ) 1974年生まれ。分子生物学博士。名門校として知られる北京第四中学(高校)、北京師範大学卒業。北京協和医院勤務を経て、米国サウスキャロライナ大学、ハーバード大学医学大学院に進み、マサチューセッツ州衛生局に勤務。著書にSF小説『智星』『一瞬』『墨鏡』がある。 望月暢子(もちずき・のぶこ) 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。アイ・エス・エス・インスティチュート日中翻訳コース講師。主な共訳書として、『中国文化大革命博物館』(柏書房)、『しあわせ中国 盛史2013年』(新潮社)がある。
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