
ソーシャルスキルトレーニング絵カードー連続絵カード 小学生高学年版2
言動と反応の対比
ことばと発達の学習室M
2021年2月25日
エスコアール
4,180円(税込)
人文・思想・社会
自閉症スペクトラム・ADHDなど対人関係や社会性に弱さを持つ子の、ソーシャルスキル獲得を目的とした絵カードです。 『ソーシャルスキルトレーニング絵カード 小学生高学年版2』は、ある場面での二通りの言動とそれらへの反応を対比させる構成になっています。その子の言葉や行動次第で相手の反応が違ったり変わったりします。1枚目の絵カードで提示した場面に対して、2枚目の絵カードではこうしているけれど、3枚目のような方法もあることを知らせ、「こんなとき」には「こうするよりは」「こうしてみてはどうだろう?」と提案をする形を取っています。 この絵カードでは、様々な生活場面での人との接し方や暗黙のルール、性に関する注意点を学ぶ場面が中心です。どんな言動が相手に不快感を与えてしまうのか、また、言動をどう変えれば、穏やかな良い関係を保つことができるのかを絵カードの事例で具体的に学べます。 弊社で別売の音声ペン(アクトボイスペン)で、絵カードの吹き出しをタッチすると音声を再生します。自作用シールで指導児の音声を録音・再生も可能です。※Ver.17〜対応 (1)一般的に大人に対しては、友達に使うような言葉ではなく、丁寧な言葉で話すようにする。 (2)声をかけてもらったときには、それが自分の意志に反する言葉でも、その意図を考えてみる。 (3)親切心で言った言葉でも、それが相手の気分を害してしまうこともあることを知る。 (4)大人である先生に対して、失礼にならない適切な言い方で自分の気持ちを伝えるようにする。 (5)直接、加害者に立ち向かわなくても、未然に被害を防ぎ、自分の身も守る方法があることを知る。 (6)事故などでは、相手と自分の怪我の有無を確認し、手当てを最優先にするべきであることを知る。 (7)知らない人が楽しんでいる場面では、その様子に興味があっても口出しはせずに通り過ぎる。 (8)公共の場では、親しいわけではない人のそばは避け、空いている離れた所に座るようにする。 (9)「だれとでも仲良く」は、「だれでも良いから仲良くしよう」という意味ではなく、「一緒に行動する人とは、できるだけ争わずに気持ちよく過ごそう」という意味だと知る。 (10)いつでも自分の都合が最優先されるわけではないことを知る。 (11)下着のままで廊下などに出ることは恥ずかしいことだと知り、更衣室の中で着替えるようにする。 (12)生理は女子の身体の大切な現象だが、興味本位な視線から身を守るためにも男子の前で大声で話すのは避ける。 (13)異性の髪の毛や身体に気安く触れてはいけないのだということを知る。 (14)異性の服などの汚れをみつけても、身体に触らずに声をかけるだけに留める。 (15)覗くのは犯罪なので、異性の着替えに興味があっても、絶対に覗かない。
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