三流のすすめ

安田登

2021年6月26日

ミシマ社

1,760円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理

三流=多流(いろいろなことができる人)。 □一つに決めない □目標を持たない □天才ではない □ほとんどガマンしない □評価されない …こうした「ない」が、これからは尊ばれる! 古典の知恵と鋭い洞察が導く、今を生きるヒント。 本当は一流をめざすことができないのに、周囲の期待に流されてめざしちゃったりする人もいます。本当は人生を楽しむことが一番得意な人なのに、毎日がとてもつらくなる。そういう人は一流をめざすことはきっぱりやめて、三流にシフトしたほうがいいと私は思います。本書は、そういう方のための本です。--本文より 三流とは、一人ひとりの可能性を最大限に大切にする生き方。 ポストコロナ期の処世術にして希望の書。 序章 三流のすすめ 第1章 これぞ三流! 第2章 螺旋的に生きる 第3章 『鶉衣』に学ぶ三流 第4章 三流の聖典『論語』 第5章 『中庸』は三流の実践書 第6章 『人物志』--才能や資質の見分け方 第7章 道徳・法・術ーー『人物志』が説く三材 第8章 「国の身体」となりうる三流人 第9章 三流的生き方・実践編

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