
アマゾンに鉄道を作る
大成建設秘録 電気がないから幸せだった。
風樹 茂 / 杉原 修
2023年1月27日
五月書房新社
2,200円(税込)
科学・技術
1985〜6年、大成建設6人衆+1名(派遣労働者の筆者)が南米の小国ボリビアのアマゾン流域の僻地に降り立った。災害でずたずたにされたODA鉄道復旧工事。 次々と起こる予想外のトラブル、鉄道を飲みこむ大自然の脅威、週に1度脱線する列車、ラテンの恋愛、労働者の死、労働者たちの反目とストライキ、日本人内、ボリビア人内の分裂、貨幣経済の浸透による変わり行く村、コカインの売人の流入、そして技術者たちの矜持。 文明と文明、男と女、人と人、国と国、企業と企業、被支配と支配の構造ーーそれら様々な利害の衝突を乗り越えて、果たして鉄道工事は完成するのか? そして援助が去ったあとの村は? 筆者は22年後に現場を訪れ驚きの事実を知る。 大規模援助の現場を描いた唯一無二の作品である。 第一部 アマゾンに鉄道を作る 序章 居場所なし 第1章 憤怒の風 第2章 不穏な空気 第3章 ラテンの恋愛 第4章 労働組合 第5章 アマゾンに死す 第6章 ストライキ 第7章 解雇の時 第8章 コカインを取り締まる 第9章 アマゾンの食 第二部 大成建設六人衆が経験したアマゾン鉄道建設 第10章 名乗り出る者 第11章 現場を知らずしていい仕事はできない 第12章 あの仕事はほんと面白かった 第13章 イラクに比べればボリビアは最高にいい国だった 第14章 ラパスの迷宮 第三部 文明の炎に焼かれたチョチス 第15章 二二年振りの再訪 第16章 アマゾンのピカレスク 第17章 苦い再会 おわりに
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