惚れた男は親友で

幼馴染で親友で同じ大学、同じアパートの隣同士に住むシゲと与一。ご飯も一緒（与一が作る）。ある日シゲがAVを観て興味を覚え、与一のを口でしたいと言い出した。 最初はシゲがクズ男にしか見えなかった。当然断ろうとする与一だけど実は与一は昔からシゲが好きで、諦めようとしてきたからこそ親友の今があるから断りきれず。1度触られたらなし崩しに2度3度、そして行為はエスカレートしてセフレ状態に。 諦めようとしながら気持ちを残してる与一は、愛の無い行為に傷付きながら今のままでいいかもと揺れ動く。 そんな与一にシゲは「好きかも」って言い出す。 かもはダメだかもは。 体を重ねてもその程度なんて傷つかない訳がない。 与一は元カレとよりを戻して 親友の立ち位置を守ろうとする。 そこでやっと与一への独占欲を自覚するシゲ。 ここまでクズ男だったのに必死に与一を捕まえに行く。 シゲはクズ男だけど悪意なく無神経鈍感天然根明だから与一も思うところはありながら嫌いにもなれなかったんだろうな。 軽いノリなシゲの必死さはなかなか良かった。 想いが通じてから「デリカシー」を覚え大型犬になっていくの良かった。 その後は溺愛甘々で、幸せに慣れない照れ与一可愛い。