欧文書体 基礎知識と使い方

小林 章

2025年5月1日

Book&Design

3,520円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

欧文書体デザインの成り立ちの理由、フォントの効果的な使い方、組み方の基礎などを欧文書体デザインの第一人者、小林章氏が解説した教科書。欧文書体の正しい使い方を理解できます。 欧文書体の用語、ローマン体とサンセリフ体の定番書体、イタリックや記号などの正しい使い方、高級感や信頼感などを出したいときに適した書体とその使用例、ワンランク上の使い方などを図版で具体的に紹介しています。 2005年の発売以来、多くのデザイナーに長く読み継がれてきたロングセラー『欧文書体』に『欧文書体2』の内容を追加し、全面改訂しています。 20年間でアップデートされた情報を修正・追加し、OpenTypeに対応した最新情報を盛り込んだ改訂版です。 欧文書体を扱うデザイナーはもちろん、ビジネスパーソンやデザインを学ぶ学生の皆様は必携の一冊。手元に置いて、辞書のように繰り返しお使いいただけます。 旧版『欧文書体』帯文より 「この本は、欧文活字を真に愛する人のことばで綴られている。  とても深く、理路整然と。一字一句もらさず読み終えて、  長いあいだ霧のむこうだったアルファベットが、目の前に現れた。  僕はようやく晴ればれと欧文を組むことができる。」  (アートディレクター 葛西薫さん) 旧版『欧文書体2』帯文より 「待ってました! 史上最大おすすめ本!  欧文の各書体がいつどこで生まれ、  今はどんな形で組まれ、どう活躍しているのか。  日本で初めての深くわかりやすい解説です!  これでプロもアマチュアも  やっと同じスタート地点に立つことができます」  (ブックデザイナー 祖父江慎さん) 1 文字のなりたち 1-1 最初の一歩 1-2 コンパスと定規でローマ字はできない 1-3 理屈で割り切れない世界 2 欧文書体を知る 2-1 用語の解説 2-2 フォントの中身 2-3 頼りになる定番書体 2-4 悪い書体はないが、悪いフォントはある 2-5 いろんなGaramond、いろんなCaslon 2-6 恥をかかないための組版ルール 3 欧文書体の選び方 3-1 時代を軸に選ぶ書体 3-2 イギリスらしさを演出する書体 3-3 ドイツらしさを演出する書体 3-4 フランスらしさを演出する書体 3-5 高級感を演出する書体 3-6 親近感を演出する手書き風書体 3-7 食欲をそそる書体 3-8 信頼感を伝える書体 3-9 1970年代を演出する書体 4 欧文書体の楽しみ方 4-1 ひとクラス上の使い方 4-2 スクリプト体を使いこなす 4-3 つくり手と使い手のスペーシングの微調整 4-4 書体を活かす使い方 4-5 文字でない書体:パイフォントと飾り罫 5 欧文書体のつくり手から 5-1 名作をさらに良くする 5-2 書体のつくり手が思うこと 5-3 日本人が欧文書体のデザイン?

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