吉本隆明『マス・イメージ論』を読む

宇田亮一

2020年9月30日

小鳥遊書房

2,750円(税込)

小説・エッセイ

目に見えない「現在」をどうとらえるか……。 吉本の『マス・イメージ論』は、〈現在というものを、言葉の意味ではなく、像あるいは地形図でとらえようとした書物〉である。 吉本がとらえようとした1980年代という「現在」は、正体不明の歴史的大転換期にあった。 『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』の〈イメージ版〉でもある『マス・イメージ論』を、 この先の見えない生きづらい「現在」だからこそ心理臨床士が読解する試み。 【目次】 序 論  はじめに 『マス・イメージ論』の全体構成  『マス・イメージ論』を概観する  12論考の概要と流れを押さえる  問題設定  本 論   『マス・イメージ論』12論考を読む   【1】 「世界はどう変化したか」   (1)変成論   (2)停滞論   (3)推理論   (4)世界論   (5)差異論   (6)縮合論    (7)解体論   【2】 「言語表現はどう変化したか」    (8)喩法論    (9)詩語論    (10)地勢論    (11)画像論    (12)語相論   結 語   あとがき / 主要引用・参考文献 序 論  はじめに 『マス・イメージ論』の全体構成  『マス・イメージ論』を概観する  12論考の概要と流れを押さえる  問題設定  本 論   『マス・イメージ論』12論考を読む   【1】 「世界はどう変化したか」   (1)変成論   (2)停滞論   (3)推理論   (4)世界論   (5)差異論   (6)縮合論    (7)解体論   【2】 「言語表現はどう変化したか」    (8)喩法論    (9)詩語論    (10)地勢論    (11)画像論    (12)語相論   結 語   あとがき / 主要引用・参考文献

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください