
白鳥の湖 Swan Lake
熊川 哲也 / 粟津 泰成 / 藤田 千賀
2021年3月25日
303 BOOKS
2,200円(税込)
小説・エッセイ / エンタメ・ゲーム
熊川哲也ArtNovelシリーズ第2弾、バレエ至高の名作『白鳥の湖 Swan Lake』が書籍化! 【「永遠の教科書」であり、「バレエ芸術の母」でもある『白鳥の湖』】 世界で最も有名なバレエ作品である「白鳥の湖」。 マリウス・プティパと、レフ・イワーノフの振り付けと、ピョートル・チャイコフスキーの進化を極めた音楽で知られる、特別な作品です。 熊川哲也は、この作品はバレエの「永遠の教科書」であり、「バレエ芸術の母」でもあると言います。 そんな熊川哲也が、芸術監督として、Kバレエカンパニーで『白鳥の湖』をつくりあげたのが2003年。 プティパとイワーノフに敬意を払いつつも、本作品のミステリアスな側面と、王子の心の動きを軸に物語を描き直しました。 古典の基本を尊重しつつ、現代の観客の感性に訴えかける作品として、熊川版『白鳥の湖』は誕生したのです。 【『白鳥の湖 Swan Lake』究極の愛の物語が小説として再現】 本書は、熊川版『白鳥の湖』の美しい愛の奇跡を、藤田千賀が小説化。 今まで活字になっていなかったさまざなディテール、登場人物の心の揺れ動き、感動のクライマックスを再現したのです。 豪華な舞台芸術・衣装、ダンサーたちの舞踊は、イラストレーター粟津泰成が描き出しました。 熊川哲也がこの作品に込めた想い、語られなかった真実が今あきらかになります。 【キッズ・ダンサーたちが『白鳥の湖』の世界を学ぶのに最適な一冊】 バレエは、ダンサーのテクニックと感情がうまく溶け合ってはじめて、見る人の心を打つ美しい表現となります。 感情を表現するためには、演じるキャラクターの心の動きや作品に描かれた世界について、想像力を働かせることが大切です。 そして、音符の一つひとつが、まるで台詞であるかのように、登場人物たちの心情を思い描きながら、作品を表現していくのです。 本書は、『白鳥の湖』の世界を学ぶために最適の一冊となります。 子どもたちでも読めるように、 難しい漢字には読みがなをつけました。 バレエを学ぶすべてのダンサーに読んでほしいという熊川哲也の願いが込められています。 【熊川哲也特別インタビューを収録!】 巻末には、特別企画として、熊川哲也のインタビューを収録しています。 2003年、どうやってこの物語を『熊川版 白鳥の湖』としてつむいでいったのか、 どこにオリジナリティを出していったのか、どうしてこのラストになったのか、 その舞台裏を語っています。
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