
ほんとうのランニング
マイク・スピーノ / 近藤隆文
2021年12月18日
木星社
2,750円(税込)
小説・エッセイ
▶︎待望の重版でお届けします(2025年4月)。 「ランナーは、アーティストだ」 1970年代のある日、ランニングに魅せられた一人の若者がいる。彼の綴った言葉が、今もはっきりとビートを刻むーーーー走る楽しさとは、心と身体がひとつになるランニングとは。そしてウェルビーングとは。2018年ボストンマラソンで、マインドフルランニング・ブランドDisctict Visionが英語版を復刊し、2021年に近藤隆文による初邦訳で刊行された名著を待望の重版でお届けします。 ▶︎銀座蔦屋書店で『ほんとうのランニング』発売記念フェア開催 ▶︎「アートとしてのランニングをその源流で捉えた本当に素晴らしい本」「『BORN TO RUN』のオリジン」「いまの日本でももっと育てていきたい価値観がここに」(『WIRED』日本版編集長松島倫明) ▶︎災害/紛争/分断/感染症の日々を過ごしながら、ふと走りはじめる。そうすると身体と心のバランスを取り戻すことができると直感的に感じているランナーも多いかもしれません。走ることについての古今東西の哲学やヨガや様々なスポーツの体験、トレーニング法、エッセーや散文がまとめられた稀有な一冊です。ぜひお楽しみください。 ●目次 日本版のためのまえがき/統合トレーニングを目指して/第1章 わが道を走る/第2章 戦うランナーのためのトレーニング/第3章 総合芸術としてのトレーニング/第4章 未来のアスリート/第5章 ランニングの精神性について/ヨガとしてのスポーツ/あとがきにかえて/参考文献 ●第1章「わが道を走る」より 「ランニングとは身体を鍛える手段であると同時にひとつの芸術形式(アートフォーム)だと私は考えている。」 ●第2章「戦うランナーのためのトレーニング」より 「「ランニングには抑圧も統制も、形式化も固定も命令もあってはならない」と当時のセラティは書いている。」 ●第3章「総合芸術としてのトレーニングプログラム」より 「生活の様々な局面で新たなパラダイムを求める社会にあって、アスリートの目標となるのは、スポーツを通じて創造性と洞察力の新しいモデルを示すことだ。」 ●第4章「未来のアスリート」より 「学校対抗やクラブ、プロのチームはフィジカル一点張りのものがなくなり、哲学や人文科学と混ざり合うようになる。」 ●第5章「ランニングの精神性について」より 「ファンランやレクリエーションスポーツでは、あらゆるレベルの人が参加できると期待される。地域のクラブや機関がこうしたサービスを利用できれば、プロのカウンセラーが身体や治療に関わる要素を取り入れる絶好の機会となるはずだ。」 日本版のためのまえがき/統合トレーニングを目指して/第1章 わが道を走る/第2章 戦うランナーのためのトレーニング/第3章 総合芸術としてのトレーニング/第4章 未来のアスリート/第5章 ランニングの精神性について/ヨガとしてのスポーツ/あとがきにかえて/参考文献
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