看護の証を紡ぐ

「私の看護」を語り描く世界

陣田 泰子

2023年4月6日

看護の科学新社

1,980円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

めざす看護があるからこそ,もがき,悩む “常に動く”現場で,さまざまな状況にも対応するエキスパートナースへーー 自分の看護実践を見つめ,自問自答の中でつかんだ一人ひとりの成長物語。 はじめに 序章 自らの看護を言葉にし、検証しつづけること  1 私自身のヒストリーから  2 看護観に基づく実践ーエキスパートナースとして求められる技術  3 看護実践を導く認識を高めるプロセスとはー善き看護をめざすための動く現場からの学び  4 看護の仲間とともに 第1章 瞬時に飛び交う、看護の知ーわかるよ、その思い。看護の道を歩む仲間だから  1 見えにくい看護の知  2 「悩む姿」から見えてくる知  3 本質が見えるために、どのように問いかければいいのかー自分を責めてしまうサイクルからの脱却  4 何が起きたのか、それから 第2章 時間経過の中で育まれる看護の知ー一二年という時間の中で再生に向かう時  1 それは、ある看護学生の実習から始まった  2 二年目の再会ーとたんにくもった表情  3 三年目のやりとりー「その人らしく」への問い  4 一一年目の出会いーセルフケア看護研究会  5 一二年目ー今野さんがつかんだもの  6 今野さんの概念化を時間軸からたどる  7 概念化のプロセスを全体からとらえる 第3章 エキスパートナースの苦悩ー繰り返しの中で研ぎ澄まされる“看護の知”  1 研修生だった坂田さんとの出会い  2 一〇年後、再びの出会いー「私、手を抜いているんですよ」  3 病棟へのだめ出しー「どうせだめです、だめな病棟だから」  4 本当はやっていたんだよーできていないと思えてしまう理由  5 培ってきた仕事のスタイルー自分と人に対する厳しさの理由  6 めざす看護があるからこそ、もがき、悩む  7 それから四年後ー次の課題に向けてチームの仲間とともに  8 エキスパートナースとの対話から 第4章 看護の知の物語を紡ぐ  1 今も続くストーリー  2 概念化を経て熟達化へ  3 私自身の経験をさかのぼる  4 看護の証ー「そこに確かに看護があったのである」 第5章 コロナの時代を経た看護教育のゆくえー看護の知の発見と創造を育む現場  1 コロナ禍における看護と看護教育  2 あるナースの学びの軌跡  3 これからの看護現場の教育 おわりに

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