
子どもから障害児を 「分けない教育」の戦後史 -インクルーシブ教育とはー
久米 祐子
2022年3月31日
福岡県人権研究所
2,200円(税込)
人文・思想・社会
本書は、第二次世界大戦後から1980年代までの、子どもから障害児を「分けない教育」実践が開始された時期及び、その方法や名称が生まれた経過を明らかにするものである。 「分けない教育」は、1950年の早期から教育雑誌などに掲載されている。特に生活指導関係の当時の書物や史料には「分けない教育」実践が多数報告されている。地域的にも広がっており、大阪府や山梨県、福島県いわき市など日本各地に「分けない教育」実践が報告されている。本書はそれらの「分けない教育」の歴史を掘り起こし、体系づけるものである。 はじめに 序章 子どもから障害児を「分けない教育」を掘り起こす 第1部 占領期から1950年代の、子どもから障害児を 「分けない教育」 第1章 占領期の、子どもから障害児を「分けない教育」 の成立 第2章 生活指導による「分けない教育」実践の成立 第2部 子どもから障害児を分ける教育の制度化 第3章 1960年代の文部省による統合教育実践成立 第4章 田中角栄内閣成立から1973年養護学校義務化 政令に至る経緯 第3部 分ける教育の場を拒絶する共同教育と共育実践 の誕生 第5章 日教組の共同教育の内容と展開 第6章 東京の共育による「分けない教育」思想と教育 実践 終章 戦後日本の、子どもから障害児を「分けない教育」 の系譜は存在した おわりに
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